「道の駅・雨晴」オープン

 4月25日、雨晴の景勝地、義経岩・女岩を正面に臨む「道の駅・雨晴」がオープンいたしました。指定管理者として、弊社の関連会社である(株)ジェック経営コンサルタントが運営させていただいております。
 道の駅・雨晴は3階建てで延べ面積1000平方メートル。1階には高岡市の見どころや観光情報などを提供するコーナーを設置。2階にはカフェスタイルの飲食スペースと、高岡銅器、高岡漆器や地場産品などを並べる物販スペースを併設しています。3階には国の名勝・雨晴海岸や立山連邦の眺望を楽しめる展望デッキのほか、イベントなどに活用できる多目的ルームも備えています。駐車場は一般車両35台と大型バス4台が駐車可能です。
 先月、富山湾など世界の41湾が加盟する「世界で最も美しい湾クラブ」の総会で、2019年10月の第15回世界総会が富山県で開催されることが決定されました。道の駅・雨晴もそのコースに入るようです。
 また今年度、越中の国司として高岡市伏木(現在の勝興寺)に赴任した大伴家持の生誕1300年になりますが、政務の合間によく訪れていたという渋谿の磯が、まさに道の駅・雨晴のすぐ傍になります。古来より誰をも魅了してきた素晴らしい景勝地であります。
 先日、雪で真っ白な立山連邦と群青色の有磯の海を眺めながらカフェルームでコーヒーを頂いてきましたが、ゆったりと心が安らぎ、とても幸せな気持ちになれました。皆様のご来店心よりお待ち申し上げております。

 この辺りで読まれた大伴家持越中万葉歌
  「馬並めて いざ打ち行かな 渋谿の 清き礒廻に 寄する波見に」
  「立山に 降り置ける雪を 常夏に 見れども飽かず 神からならし」